愛の園は都内でも屈指の大きな神社「神田明神」様が目の前にあります。ですので、都心ではめずらしいと思いますが、神社内を散策するコースもお散歩には含まれています。神社には小さな滝や馬を見られるスポットもあり、自然や動物と触れ合うことができるのですが、他に年中行事も折々に行われており、知る機会があります。
例えば、七夕では色とりどりの短冊がつけられた大きな笹の葉が御神殿に飾られます。夏頃には灯りがともったちょうちんや、涼し気な音を奏でる風鈴も参拝通路に登場して耳からも夏の音を感じることができます。神楽殿でもにぎやかな太鼓やお囃子などの催しが時々行われておりますし、師走には正面の鳥居に登ってすす払いする神社の「大そうじ」の様子や、夏越大祓式と師走大祓式には芽の輪くぐりという芽で作られた大きな輪が登場し、参拝する方が輪をくぐる姿を見ることもあります。
このように子どもたちにとって、日本の行事や文化に日頃から自然と触れられ、気軽に地域と関わりをもてる環境は、この園の一つの良さではないかなと思っております。

